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- 動悸・息切れ
こんな症状はありませんか?
- 息が上がる
- 少し歩いただけで心臓がバクバクする
- ふらつく
- 疲れやすい
- 胸が締めつけられる
- 冷や汗が止まらない など
当院の動悸・息切れへの診療
当院では、動悸・息切れの症状に対して、以下のような診療を行います。救急医としての経験から、これらの症状が重大な病気のサインとなる可能性を熟知しているため、詳しい検査による原因究明を行っています。
ホルター心電図(24時間心電図)
ホルター心電図は、24時間にわたって心臓の状態を記録できる検査です。普段の生活をしながら心電図を測定できるため、時間や状況によって変化する不整脈や狭心症などの発作的な症状を見つけることができます。
当院では動悸の症状がある患者様に、必要に応じてこの検査を実施しています。
心エコー
心臓の動きをリアルタイムで観察できる検査です。心臓の大きさや動き、血液の流れなど、心臓の状態を詳しく調べることができます。心臓病を診断する上で重要な情報を得ることができます。
動悸・息切れの原因

動悸は心臓が激しく脈打つ、胸がドキドキする、脈が速くなるといった自覚症状です。また息切れは、呼吸が苦しい、息が荒くなるといった状態を指します。
これらの症状は運動時や緊張時など一時的に起こることもありますが、心臓病や貧血、甲状腺機能の異常など、様々な病気のサインとなることもあります。特に安静にしている時や、少しの運動でも症状が出る場合は注意が必要です。
動悸・息切れがある際に考えられる病気
動悸・息切れがある場合は、呼吸器疾患、循環器疾患、甲状腺疾患などの病気が関わっていると考えられます。
特に心臓疾患は急激に重篤化する可能性があるため、以下の症状がある際は、東淀川区・淡路駅のよしかわ内科・外科へご相談ください。
- 足のむくみ
- 息切れ、息苦しい
- 喘鳴(※)
- 運動時の胸痛
- めまい、失神しそうになる
- 体の左側が痛む
- 急に体重が減った
- よく汗をかく
- 不安やイライラも伴う など
※ぜんめい:呼吸時にヒューヒューやゼーゼーという音が聞こえる
呼吸器疾患
気管支喘息
気管支喘息は、気道に慢性的な炎症が起きることで、様々な刺激に対して過敏に反応する病気です。主な原因はアレルギー反応やウイルス感染で、発作時には気道が狭くなり、ヒューヒューという喘鳴音とともに息切れや動悸が生じます。
早期に適切な治療を開始することで、症状をコントロールすることが可能です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
主に長期間の喫煙により、肺や気管支に慢性的な炎症が生じる病気です。炎症により気道が狭くなり、特に労作時に強い息切れを感じるようになります。
進行性の病気ですが、禁煙と適切な治療により、症状の進行を抑えることができます。
循環器疾患
心不全
心臓のポンプ機能が低下し、体内に十分な血液を送り出せなくなった状態です。これにより、息切れ、動悸、疲労感などの症状が現れます。特に、横になると息苦しさが増したり、足のむくみが出たりするのが特徴です。
早期発見・早期治療が重要で、生活習慣の改善と適切な治療により、症状の改善が期待できます。
狭心症・心筋梗塞
心臓の筋肉に血液を送る冠動脈の狭窄や閉塞により、心筋への血流が不足する病気です。特徴的な症状として、胸の痛みや圧迫感とともに息切れや動悸を伴うことがあります。
運動時や精神的なストレス時に症状が出やすく、場合によっては緊急の治療が必要となります。
不整脈
心臓の拍動リズムが乱れる状態です。主な原因として、過度の飲酒やストレス、睡眠不足などが挙げられます。動悸や息切れを感じることが多く、特に心房細動などでは血栓症のリスクも高まるため、適切な治療が必要です。
貧血
赤血球やヘモグロビンが不足し、体内の酸素運搬能力が低下した状態です。主な原因は鉄分不足や出血で、動悸や息切れのほか、めまいや疲れやすさなども感じます。
原因に応じた治療と、鉄分を多く含む食事の摂取により、多くの場合、症状は改善します。
甲状腺疾患
甲状腺機能亢進症
甲状腺から過剰にホルモンが分泌される病気です。代謝が活発になることで、動悸や息切れ、発汗過多、体重減少などの症状が現れます。また不安やイライラ感が強くなることも特徴です。