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- 頭痛
こんな症状はありませんか?
- こめかみに脈打つような痛みがある
- 頭が締めつけられる感覚がある
- 目のまわりが痛い
- 頭の両側もしくは片側が痛む
- 前頭部を覆うだるさがある
- 光や音によって痛みが増す
- 吐き気や嘔吐がある
- 首や肩のこり
- 痛みが数時間から数日間続く
- 頭を動かすと痛みが悪化する など
頭痛の原因と種類
頭痛は大きく分けて、原因のはっきりしない「一次性頭痛」と、他の病気が原因となって起こる「二次性頭痛」の2種類があります。
一次性頭痛
片頭痛
頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛む頭痛です。女性に多く見られます。疲労、ホルモンバランスの変化、光・音による強い刺激などが原因とされています。
緊張型頭痛
頭痛の中で最も頻度の高いタイプです。頭全体あるいは後頭部が締め付けられるように痛みます。筋肉の緊張やストレスによって起こります。
群発頭痛
片方の目の奥が激しく痛む症状が一定期間に集中して起こります。男性に多い傾向があります。
二次性頭痛
高血圧性頭痛
高血圧により引き起こされる頭痛です。
副鼻腔炎による頭痛
副鼻腔の炎症により、前頭部や頬の痛みを伴う頭痛が起こります。
眼精疲労による頭痛
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などによる目の疲れから頭痛が生じることがあります。
貧血による頭痛
貧血により酸素不足が起こり、頭痛の原因となることがあります。
低血糖による頭痛
血糖値が急激に低下することで頭痛が起こることがあります。
頭痛がある際に考えられる病気

一般的な頭痛は即日や数日以内に改善されますが、1週間以上も症状が続く場合は、悪化している可能性があり注意が必要です。
以下の症状が現れた場合は、なるべくお早めに東淀川区・淡路駅のよしかわ内科・外科へご相談ください。
- 突然の激しい頭痛
- ものが二重に見える、視野が狭くぼやける
- 意識の混乱や失神
- 吐き気や嘔吐が続く
- 発熱や首の硬直を伴う
- 頭痛が数日以上続く
- 頭痛とともに身体の麻痺やしびれがある
- 言語障害や理解力の低下 など
脳卒中
脳卒中は、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞の総称で、いずれも重篤化することが多い病気です。特徴的な症状には突然の激しい頭痛、嘔吐・吐き気などがあります。これらの症状は、脳組織への血流減少、頭蓋内圧の上昇、脳幹部にある嘔吐中枢が刺激されることで生じ、同時に激しいめまい、言語障害、意識障害が伴うこともあります。
このような症状が現れた時点で緊急対応が必要ですので、お早めに救急搬送の要請をお考えください。
脳腫瘍
脳腫瘍は、脳組織に腫瘍が生じる病気です。主な原因は増大した腫瘍によって頭蓋内圧が高まることや、周囲の血管神経が刺激されることなどで、脈打つような頭痛を引き起こすことがあります。
高血圧性脳症
高血圧性脳症は、慢性的な高血圧がある場合や血圧が急激に上昇した場合に生じる病気です。高血圧によって脳血管内の血液成分が血管外へ漏れることがあり、脳組織内に血液成分が溜まって脳浮腫(むくみ)や頭蓋内圧を上昇させます。
これによって脳組織や神経が圧迫されてしまい、頭痛を生じます。
髄膜炎
髄膜炎は、ウイルスや細菌感染症によって脳を保護する髄膜炎に炎症が起きる病気です。ウイルス感染の場合は、かぜ症状、激しい頭痛、発熱が生じますが、対症療法を行うことで通常1週間ほどで治癒が見込めます。
しかし細菌感染症の場合は、感染、発症、重症化までの進行が早く、24時間以内に頭痛、発熱、痙攣、意識障害などを引き起こすことがあります。治療開始が遅れると、後遺症が残ることや命に関わることもあるため緊急対応が必要です。これらの症状がある場合は、救急車を要請するか、救急外来を受診してください。