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- かぜ・鼻水
こんな症状はありませんか?
- 鼻づまり
- 喉の痛み
- 軽度の頭痛
- くしゃみ
- 不快感
- 息苦しさ
- 寒気、冷汗
- 微熱 など
かぜの原因

かぜの主な原因は、ウイルスによる上気道への感染です。200種類以上あると言われるかぜのウイルスは、咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスが付着したものに触れる接触感染によって広がります。
特に気温や湿度の低下により気道の粘膜が乾燥すると、ウイルスへの抵抗力が低下しやすくなります。また、疲労やストレス、睡眠不足などで免疫力が低下している時も感染しやすくなります。季節の変わり目や冬場に多く見られるのはこのためです。
手洗い、うがい、マスクの着用といった予防と併せて、十分な睡眠や栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
くしゃみ・鼻水などの症状がある際に考えられる病気
くしゃみや鼻水などの症状は、主にウイルスによる上気道感染症や、アレルギー反応によって引き起こされます。上気道感染症の場合は通常4日程度で自然に治癒しますが、アレルギー性の場合は原因となる物質への対策や投薬による治療が必要となります。
ただし、これらの症状が長引いたり、以下のような合併症を伴ったりすることもあるため、特に免疫力の低いご高齢の方やお子様は注意が必要です。
- 急性中耳炎
- 喘息発作
- 急性副鼻腔炎
- 連鎖球菌性咽頭炎、肺炎などの二次感染症 など
なお、以下のような症状がある場合は、重症化を防ぐため、早めにご相談ください。
- 頭痛
- 胸痛
- 発熱
- 首の硬直
- 食べ物を飲み込みづらい、息がつまる など
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲンに反応して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が現れる病気です。主な原因は、スギやヒノキなどの花粉、ハウスダスト、ペットの毛などが挙げられ、症状は原因物質に触れることで繰り返し起こります。
アレルギー検査で原因を特定し、適切な治療や生活環境の改善を行うことが大切です。
急性鼻炎(かぜ症候群)
急性鼻炎は、ウイルスなどの感染により鼻の粘膜に炎症が起きる病気です。主な症状は、鼻水、くしゃみ、鼻づまりで、喉の痛みや微熱を伴うこともあります。
通常は1週間程度で自然に治りますが、十分な休養と水分補給、必要に応じて症状を和らげるお薬を処方します。
感染性鼻炎
細菌やウイルスの感染により起こる鼻炎で、かぜの症状の1つとして現れることが多い病気です。発熱や倦怠感を伴うことが多く、鼻水が黄色や緑色に変化することもあります。
原因となる病原体に応じた治療を行い、十分な休養を取ることが大切です。
副鼻腔炎(蓄膿症)
副鼻腔炎は、鼻のまわりにある空洞(副鼻腔)に炎症が起き、膿が溜まる病気です。かぜの後などに細菌感染を起こすことで発症し、鼻づまり、黄色や緑色の鼻水、頭痛などの症状が現れます。
症状が長引く場合や治療が難しい場合には、専門的な治療が可能な耳鼻咽喉科をご紹介いたします。